◆本記事のポイント
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経営資源は、人・物・金・情報といわれますが、時間(余命)も重要
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計画書としてアウトプットするまでやったことにならない
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やりたいこと・やったことの評価軸をもって分析できるか
◆詳細
私は、独立開業する前、サラリーマンとして9年間、純日本企業(資本政策にさらされていない会社)に働いていました。
唐突ですが、今振り返ってサラリ-マンでいた時間を評価したとき、1秒でも早く脱サラするべきだったと感じます。
確固として認識しているのは日本人で日本国内で好きなことをしている状況では飢え死にすることはない。といえるからです。
私がサラリーマンの時は、自分が仕事に誠実で、時間外の勉強など積極的に取り組む意識を持ち
上司等と時間を共有することが仕事人生において成果が出る方法として重視していました。
後にそんなものは「勘違い」と気づきました。(人生に何の役にも立たないものと)
そもそもなぜ、勘違いが生まれたのか、それは、自分と「会社内」の処遇を司る決裁者だけを見つめていた
そのため、勘違いを起こしました。
会社には、自分の先輩がいて、更に先輩がいてもっと先輩がいて・・・老の渋滞が起きていました。
純日本企業と書きましたが、古い文化で年次でポストにつく風潮があったため、
自分がおいしい思いをするのは何十年後なのか?と気が遠くなりました。
そんなことをきっかけに、仕事に対して疑問が生じるようになります。
作業や商談はまだしも、飲み会含め人間関係を維持するための会話や時間は
自分の10年後、5年後、3年後、1年後、1か月後を明確に有利にするのか?あいまいな結果なのか?
ではなぜ、その環境にいるのか?
純日本企業は外からみたら聞こえがいい会社のポジション、名刺の意識高い表記にホっとする
(=プライドを満たされる)だけでは??> ←何の役にも立たない、
仕事内容のギャップや人生について能動的思考することをやっていない、と気づきます。
(自分の個人感想ですが、義務教育から大学の進学スタイルと勤労の風潮をベースとした「洗脳」にかかっていたなと思いました。)
そこで、自分に何ができるか、、
その前に、自分は何が好きなのか?
これを知るため、今まで活用してなかった有給や傷病休暇の合計6か月間を出社せずに
毎日、将来の希望を見出す活動に専念しました。
具体的には、好きなことを調べるので、勉強・スポーツ・遊び(時間の消費ではなく知・経験となる)に取組ました。
当時、深く考えてこのアプローチとったのではないですが、今から振り返ると、これまで培った経験の延長線上に
「好き、かつ、できること」を発見するには、深く考えず興味関心の琴線に触れる出来事・事柄から
直ぐに始めることが間違いないと思います。
(語っているだけで動かない人、多いですね。過去の話?功績?ばかりで
こう思っている!こう考えている!って吹聴している人いますが、結果出すまで思っておいた方が
自分の価値を下げないでおけるのにとの感想を与えるだけです。)
脱線しましたので、戻します。なぜ、直感で行動してもそんなに間違いないか、ですが
人間は、これまでの過去を完全否定して生まれたての人間として経験を積む、ということが完全にはできないからです。
自身も、これまでの経験と知識を組み合わせて、興味関心を原動力に突き進んでいくものと経験してます。
後に調べてみると、経験論、経験主義という言葉がこれを裏付けていると知りました。
好きでやりたいことを見つめたとき、私の場合、スポーツが好きでしたのでスポーツに関わる何か
を提供することを始められればと思い始めました。
行動を起こすと、様々な気づきや発見がありますが、最も大きな発見がありました。
それは、いろいろな事柄を”一緒くた”にして物事を考えている癖がこびりついていると発見しました。
個人的な具体例ですが、「好きなことを仕事にする」ことを探しているフェーズにもかかわらず、
検討対象を見つめたと同時に「〇〇は、(何となく)リスクが大きいから無理だろう」という心理で見ること。を発見しました。
有るべき思考の運び方としては、検討対象を複数リストアップして
その後、リストに対して、リスク分析をする流れです。
「リスクが大きい」は評価軸を設けて、大きい・小さいを分析する。
「無理」の状態を、資金、要員、スキル、情報、認可・認証を得る、うちのどれが困難なのか調べる?
このように分解すると、多くの事柄が「無理」と称することは難しくなります。
(いままで無理と称していたことが、認可を得るために○○業免許が必要であるため○○円と○○時間とスキルを〇月〇日までに必要となる。と表記されるためです。)
気づくまでは、リスト化とリスク分析を一緒にしていたので、色眼鏡で見た考え方をしていました。
行動を起こしたことで、正しい考え方に気づけて良かったと感じます。
正しい考え方(補正できた考え方)では、状態を客観的に分析して、第三者が見ても正しい分析結果を示すこと
これがリスク管理にもつながるし、不安という管理不可能な状態を管理下におけるアプローチができます。
(不安という状態は、一寸先が闇、この先わからないという状態、一寸先闇状態に光を投じてもなお不安な人はいません。
又は、お化けに合うかもしれない、と不安がっている人が、いざお化けに対面した後も、引き続きお化けにあうかもしれないから不安。という人は存在しない。)
当時の私に立ちはだかった課題(正しい考え方でないときは不安という言葉で一緒くたにしてたかも。)や管理しなくてはならない事柄として、
資金獲得(事業計画の承認から融資獲得)のためのスキルを得ること。でした。
それに向けてどうアプローチしていったか、続きを別途記載したいと思います。
今考えると、そのアプローチが起業における全ての上位ではなかったので、
皆様の中で「これから資金計画を立てる方ぞ」という方には、是非
自治体は都道府県や数多ある制度を能動的に、自分で、「誰かが言っていたから」を排除した思考で進めてほしいと思います。
スタートアップサポーターでは資金面の支援として、助成金情報の配信や申請に必要な事業計画書作成の支援をしてます。
閲覧無料ですので、ぜひ、以下の3点をご覧いただければ幸いです。