事業計画書作成のために必要なこと②

◆本記事のポイント

  1. 起業を戦略的に会社を運営する方法を知る

  2. 戦略的な中長期的計画を立案することは難しい

  3. 計画立案の鍵は、資金計画の緻密さが必要

◆詳細

前回のブログでは、サラリーマンを辞めて自由を求めて行動するコツは、これまでの経験と知識と興味関心に行動すれば見つかる!

 

とスマートに簡単に記載しましたが、脱サラDAY1から具体的にどう行動したらいいかわからない。

暗中模索の状態でした。
今の置かれている環境は何か、何者になりたいか、どんな人生がいいか、回答がでない日々でした。

 

 

ただし、

悩むだけで行動=居心地のいい場所から出る(=危機に自分をさらす)。

考えや知ったこと書き残したり、制作物をつくる

客観的にスキルがあがった状態を示す(=アウトプットする)

この3点は必ず行っておりました。

 

今、振り返って考えても、現在も暗中模索状態は同じですが、

「心赴くことを行動する」

「位置や状態や感想の変化を伴う行動とする」

ことを大切にしている点は変わっていないです。

 

「昨日までの自分と比較して変化した。」

といえるのは、

「昨日まで出していなかった成果物を出すこと」

であるからと知っているからだと思います。

成果物を出すこと。ここが、非常に重要なポイントだと感じてます。

成果物が出せる。といって、実際に生み出していなければ、客観的に変化した状態ではないですよね。

 

例えば、販売促進計画を思いついたとします。

「今日は計画を思いついた!変化したぞ!」と感想を持つと思いますが、

計画を見えるかしていくと

「あれ、、思いついた計画で、ココはこうしないと、アレニの時間がとれないから。、、ここでやると資金的によくない影響が・・」

となることが多いです。(私だけでしょうか?)

 

なので、「思いついた➡未完成形でいいから、一旦、書き残す!」が重要と考えてます。

(もちろん、これが全てではなく、あくまで私個人の見解と理解してますし、私の精神世界の中の話のため、読者の方の考えを否定してません。)

 

行動していくうちに、より良いアウトプットを得るため、

興味関心があることについて、会話する機会を増やそうと決めました。

例えば、起業に至るまでの経緯や方法、その方が持っているスキルや経験の本や情報を集める行為です。

 

もちろん、正しい情報が集まっているところにアクセスしました。

私は、公共機関の経営支援機関に行きました。(無料!)

但し、名刺交換会やビジネスマッチングや情報交換会などは、

主催者の商売につながる場合が多いため、誰かのお金を増やすための時間に

自分の時間を提供している場合ではない!

自分自身の人生を決めてもらえる機会ではないし、受け身で人生が決まるとも思えない。と考えてました。

 

 

そして、情報にアクセスした後、

カフェや公園等、直ぐにPCを開けるところで、情報収集した事項を整理して、

整理事項を一つ一つ、自身に壁打ちして、進展を得るためにはどうしたらいいか、

足りない経験・スキルがあったらどうしたら手に入るか、自分を自分の会話の聞き手として、

ヒアリングして感想・所感を「課題一覧」として書き留めていきした。

 

課題一覧には、お金と時間=ある年月日に必要な資金を得るための時間がどれだけあるか、に帰着しました。

自分の好きなことだけで、有限の時間で行動できること、資金獲得(=まとまったお金の場合融資)の方策を進めました。

 

 

 

今から振り返ると、「資金獲得の方策」で書いていたことは、明日・明後日のdaily活動を組み立てていくことを主に書いていました。

 

戦略的に、長期的に変えることできない部分や、どうやってやりたいことを方針として示すのか・・・・

全く書かれていませんでした。

(のちに、資金獲得だけ見ているのは目線が低く、遠回りの様で実は近道の事業計画書の作成をして、経営理念、経営方針、ステイクホルダーの定義等を行うことが必須と気づきます。)

 

その日、その日の活動は目の前にあるので、ある程度、そこまで考えずに行動できるが、

中長期的な行動は、先を見て、緻密な計画にしていかないと指針がでないため、

戦略的で、中長期的な計画を作成する時間を設けないとならないと気づいたのは起業して数か月でした。(愕然としました)

 

 

どう、対処したか先に種明かしすると

具体的な中長期的な計画や行動は、経営理念・方針に基づいた資金繰り(=融資・助成金・売上・利益・経費)と投資(人件費・システム・製品サービス開発)です。

 

融資では金利が低いこと、助成金支援なら手厚い都道府県・自治体に開業届を出すべきだとわかりました。

 

更に、個人事業として開業届を出して、自治体に支払うコストは年1万円未満。法人として登記するのも年7万円程度であることは決算を何度か終えてから知りました。

事業運営に係る税の代わりに、享受できる助成金制度が使いきれないほどあり、自分の場合、東京都・品川で開業

(法人設立も含む、事業の種類・業態関係なく)したのですが

開業初年度から450万円程度分の助成金制度があると知りました。

(内訳として、小規模事業者持続化補助金=100万円、採択率80%程度!、東京都の創業補助金300万円、採択率30%程度。

徹底的に調べて、両方とも採択を得ました。)

 

起業初年度でも利用でき、期待値だけでも、初年度170万円であるため、

リスクを「お金」とするのであれば、試算した金額分低減できる可能性があります。

 

また、上記以外の助成金制度の申請要件に「開業して1年以上」の要件も制度によってあるため、

悩んでいるなら設立or開業して、仮に丸一年運営実績が無くても罰則はないと気づきました。

 

届出を出すのにお金のかからない個人事業や年7万円~の法人の金額は十分、助成金を活用するだけで十分PAYできるます。

 

スタートアップサポーターでは資金面の支援として、助成金情報の配信や助成金申請に必要な事業計画書作成のサービスを提供してます。

閲覧するだけなら無料ですので、ぜひ、調べてみてください。

 

◆助成金情報

 

◆自治体の助成金額

 

◆事業計画書作成支援

 

引き続き、ご覧いただければ幸いです。

スタートアップサポーター