助成金申請の準備には実績報告を見定めた準備が必要

◆本記事のポイント

  1. 事業計画書を作成するとき、実績報告まで見据えて作成する

  2. 普段の業務時間を変えずに助成金申請した業務を行うことは困難

  3. 予め知っている人に聞くのが直ぐ方針を定めるには役立つ

 

◆詳細

助成金申請に当たり、皆さまが、今後投資していきたい内容や、募集要項に該当する事業計画を有している場合でも、

自身の仕事の占める時間が膨大で、記載する時間がない!とう状況があります。

各言う私も、助成金の公募があって、焦って作成を始めて苦慮することが大半でした。

一番のHARDモードだったのが、公募は前から知っていたが良く条件を確認したら、2日後には締め切ることが分かった時

2日間の徹夜を余儀なくされたケースでした。

 

 

なぜ、こんなことが起きるのか、ですが、

・予め、事業計画書化しておいていないため

・記載した事業計画書は「どうして始めるか?」は書いているが、「どう終了させるか?」まで書かないことが多いため

・助成金の情報収集が機械化されていないため

・スケジュールの立案を劣後し、強引に申請業務を遂行するため

 

 

この点が原因であったのです。(そのため、この事業を立てようと思ったのです。)

 

上記の様に、場当たり的な助成金申請を行っていたので、公募内容を知った時点で公募終了というのがよくあります。

 

例えば、自治体や都道府県が実施しているよく見かける助成金で販売促進費用を補助する「販路拡大助成金」に類する制度があります。

(金額は各自治体で異なりますが20万円程度)

小規模・中小企業で所属する自治体で1年以上、事業を行っていれば申請でき、対象経費に、広報費・展示会出展費・システム費(月額サービス提供型のものも含む)・開発費等、事業を行うに上で、かかる費用(つまり、何でも助成しますよ。)項目が対象としているとわかったとします。

しかも、順次募集の先着順です。

 

しかし、助成金制度を使いたいと思うが助成金申請書の申請まで至らないことがよくあります。

期限が迫っていて、必要書類等が手に入らない・・・・などなど

 

また、幸運にも助成金申請をして採択されたが、その補助金を使いきれないで、事業実施まで進めるのを中断するという事象もよくある事象です。

 

その原因は、いつもの業務「時間」を優先してしまい、採択を受けた助成金を使った投資と、実績報告を行うための「時間」を

劣後させてしまうからです。

 

心のどこかでは、「やらないより、やった方がいいな。」「でも、いつもの仕事があるからな、」などと考えてしまい、

助成金対象となる事業を止めてしまう。

 

このようなことが、いつものライフワークの流れやスタイルを優先して、固執してしまっていると、せっかくもらえる金額を諦めることにつながります。

 

経営を続けていたらずっと使うはずの業務システムや、将来の顧客を集めるために目的のある広報活動を計画すべきですが、

申請期限がくるため、採択狙いで、場当たり的に事業計画書を決めてしまう。

 

運よく助成金申請のためだけに引いた事業計画書が採択され、いざ実行しようとするとき、実態と乖離しすぎた計画書のため

進めづらくなります。

(私も、採択を受けた事業計画書が使いづらいので、採択後改めて計画書を練り直して実行する。ということをやっていました。)

 

自身の反省点となるのですが、(常に思うところですが)損益計算書・貸借対照表の各科目ごとの投資事業の数値を決めていき

数値根拠となる取組みや行動の概要・スケジュールまでを、助成金申請に記載する事業計画書に込めていきたいと思います。

 

 

具体的にどうするか?ですが、

「昨年は、支払給与が月額○○円で、外注費が△△円で、そのうちシステム費が、□□円だったな。」

その内訳、「顧客リストを使って販売促進をする際、人間の手が介在していて、人件費・外注費がかかっているから、、、」

「今年はシステム開発費(人の手を介在しない業務システム連携)と広報費(顧客リストの自動化整備)を改善しよう。」

「改善の元でとして、+300万円投資して、システムが完成した暁には、外注費を月額××円削減していこう。」

「月××円削減できるとしたら、投資額300万円は、○○か月で回収できるため、資金繰りの影響は〇〇か月分を耐えるための用意を、、、」

 

 

と思考します。

 

 

(様々な助成金制度の要件や募集要項を調べたのち、、、)

上記の計画のために、販促費やシステム開発費を助成する制度として、

厚生労働省の業務改善助成金と

○○区の販売促進助成金

の両方を活用して、前者でシステム費の200万円分の範囲に助成金を活用し、後者で広報費の100万円分の範囲に助成金の申請をしよう!

 

助成金業務のために(実績報告など)、この●月●日の1週間を予め抑えて、資料作成をしよう!

 

と申請計画を整えるわけです。

 

具体的な思考を記載しましたが、なかなか、この通りに進まないのが現状だとも理解できます。

(簡単に書くけど、通常業務をしながらこの検討時間を設けるのは無理!!と感想を持たれるのも理解できます。)

 

将来のスケジュールを予め抑えることも難しい気がしてきます。

 

この難しい箇所は、「投資すると決めた項目(勘定科目)に対して、業務執行レベルに落とす点」です。

 

システム投資する

今の業務スタイル(ライフワークのスタイルが崩せない)を踏襲して投資内容を決めるの大変。⇒業務時間をとられる。

広報活動を始める⇒広報する内容を決めるの大変。業務時間がとられる。

 

このループから抜けられない原因を解決しないと進まないです。

 

さらに、助成金は、申請の採択を受け⇒事業を実施(お金を使って)⇒実績報告を提出⇒事務局の了承後⇒精算払い申請⇒入金手続き

となるので、採択を受けてようやくスタートを切ることになります!

 

ではどうするか?

 

助成金を活用したシステム投資・広報活動・業務効率化を果たした実績のある人に支援を受けるのが、ライフワークのスタイル変更が少なく

助成金事業を業務執行レベルに落とすことができ、入金まで進められると考えております。

 

地図をもっているが、わからないから地元の人に聞くと、直ぐに方向がわかることがあります。

 

これにおいて、当社は一定の実績を持っていますので、是非お声がけください。

また、アドバイスを受けるだけでいい!というお客様も併せてお待ちしております。

 

◆WEB会議

 

ぜひ、お気軽にご相談を入れてください。

お待ちしております。

 

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