顧客管理システムと自動営業機能の重要性①

◆本記事のポイント

  1. 支援の手厚い自治体を戦略的に選ぶべき

  2. 顧客リスト化は販売促進の絶対条件

  3. これまでの顧客が販売促進方法を教えてくれる

 

◆詳細

開業届出を行い、物件を申し込むにあたり、大きなお金が必要となります。

敷金、礼金、仲介手数料、設備(内装、水道、電気工事等)です。

 

融資を受ける計画を立てて、物件希望エリアが明確になったところで、希望エリアが所属する自治体の創業融資を得るための事業計画書作成&複数回面談を重ねました。

多くの時間をかけた理由は、自治体が金利の一部を補完してくれる制度の融資だったためです。

具体的に、2000万円(最大融資額)・融資を受ける半額は自己資金を用意している条件で、

1%程度の金利で無保証・無担保の融資を受けることが可能な制度です。これを活用するための、スケジュール化に注力しました。

 

今振り返ると、東京都23区で最も低い金利は0.5%に満たない自治体があるので、本社をその区において、

事業所と本社を分けて開業申請すればよかったなと思います。

金利差で得られるのは、年間10万円の違いですが、

仮に10万円の価値を評価すると、2万件の世帯へ、カラーのチラシをポスティングできます。

これを見過ごせる資金計画でしたらいいですが、、、

当時、創業時点の私は1円でも惜しい考え方でしたので、所在させる自治体を戦略的に選ぶべきだったと強烈に覚えています。

 

 

ここで、刮目する点は、創業には調べる時間も含めて資料をアウトプットする時間が必要ですが、ネットにあふれる「起業」「独立」「脱サラ」

の記事で、「あなたの」業務執行のアドバイスに寄り添ったもの、あなたの状況にあったアドバイス、作業を早期化させるもの、あなたの

業務執行レベルを手伝うものはありません。(一般的なことしか書いてません。)

 

それができるのは自身だけであり、どこにもありません。

創業に取り掛からない限り、スタートが切られないものと認識してください。

 

脱線しましたが、行動して身になったこと・痛い目を見て「こうすればよかったのか」と知ることで知見が増えます。

 

補足すると、事業計画書を作成していくなかで、自治体サービスに触れる回数が増えていく。

その際、自治体で行っている支援内容について知る中で自身の事業にマッチするサービスがあることに気づきます。

例えば、テナントを借りて、造作するに伴う固定資産税率を軽減する制度や、融資金利の補助があること、法人設立登記する際の登録免許税の

軽減、助成金情報がまとまっているサイト、他の区で行っている助成金・補助金情報を知って、開業地区を変更すれば良いと気づくこと・・etc

これは、事業をスタートして初めて、情報が自分事として蓄積できるため知見が増えます。

 

ただ一点、自身の事業が始める前であれ、起業後でも、事業計画書を綿密に作成して、いろいろな所へ晒していくことが、やるべき重要なことです。

 

私の場合、資金計画の中で、人件費に投下する数量を明らかに少なく(意図的に、始めは自分で全てやるという気概)見積もっていたので

毎日、朝6:00に家を出て、夜24:00に家にかえる、創業から300日、このような時間で仕事をする仕方を自分で選んで創り出していました。

 

拘束場所で経営方針を練ることを日常にしていたのですが、この環境では、経営者ではありません。

「作業者で、店舗運営をずっとしている人」になっていることに気づきました。

 

これでは、発展しないので抜本的に、働き方を変え、仕事に投じる全ての時間を経営に全betできるようにする!と誓いました。

 

また、この誓いの背中を押すのは、創業融資を使うために取得した特定創業支援を受けたことで恩恵があることを後に知ります。

(戦略的に経営できていない。。。)

 

戻ると、作業者から経営者になりたい。しかし、現状は来店者の接客に時間を使ってました。

口コミで来店する顧客がちらほらといたが、「ちらほら」のスケールだったので、多くの従業員を突然雇い入れるわけにはいきません。

 

創業してから2か月程度ですが、先述した日常を脱することができず、このまま時間を積もらせて、作業者人生が続くと思ったら暗くなりました。

 

好きなことで創業して、好きに自身で選んだにもかかわらず、これで人生を定義するのは違うと痛感したのは自分自身でも驚愕でした。

しかし、そう感じたのは間違いないし自分に嘘はつけない。

そこで、顧客数を増大させて、店舗を増やし自身が店舗に立たなくとも成り立つ経営に早々にシフトする。

自由な時間を得ようと考えました。

 

そのため、「ちらほら」くる顧客を「たくさん」くる顧客導線にするための売上拡大計画を実施しようと思ったわけです。

 

それを叶えるのは認知度向上です。

街中にでて、「A店(私の店名)を知っていますか?」と聞いてみてください。

小規模事業者であれば、ほとんどの回答が「知らない」です。

 

では、(私のお店の業態)を知っていますか?と聞いたら、ほとんどの回答は「知っている」でした。

そのため、業態は知っていて、お店の存在を知らないので、知っている状態にする。

これをどうしたらいいか?考えることにしました。

 

でも、ここも既に回答はあります。なぜなら、「ちらほら」くる顧客はどの様にして知って、

店舗までアクセスしたのか?

アクセスまでに体験した全てに認知度を高める方策を敷けばいいだけです。

 

検索ツールをGOOGLEとしていたら、リスティング広告を出す。

アクセスツールで店を探していたら、上位に位置するように施策する。

紹介できているのなら、紹介チケットを配布するモチベーションを演出する制度を整える。

「テレビ番組を見て」という声を聞いたら、テレビ欄で放送前後の時間帯にSNS投稿と広告を打つ。

 

など、一人ではやりきれないほどの作業量がでますし、作業を委託するモチベーションをあります。

なぜなら、既に存在している顧客が上記の施策で来店しているので、もっと施策に力をいれたら

絶対に来店数が増えるからです。

 

こうして、販路開拓と集客経路を設計していきました。

また、前術した「特定創業支援を受けたことで恩恵」ですが、広告を出す上で助成金(小規模事業者持続化補助金)を活用したのですが、

特定創業支援を受けた証明書を持っていると、(その時は)助成額が倍になる(50万円⇒100万円)ボーナスがありました。

 

これで、顧客が増大したことを覚えています。

 

その後、増大して顧客リストが膨大となったことで、すべての情報を体系立てて効率よく使いたいと考えるようになります。

 

顧客リストをパレート分析して、セグメント別にして、そもそもリスト化を手打ちから、顧客のスマホから入力してもらうようにしたり・・・と

・・・・・・・・・

 

わたしは、苦痛の後に、施策を行い、その後も、試行錯誤したタイミングで運よく活用できる助成金を見出したことで

顧客導線を見出したり、システム化して効率処理が進められました。

 

販促設計は万人に共通しない場合もありますが、顧客管理は万人に共通して効率化すべき施策事項です。

 

販促活動は、試験時間が多くかかる場合があります。しかし、試験準備にかける時間は少ないほどいいはずです。

そのため、顧客リストを効率的においておいて、いろいろな切り口で使用できるようにするには

エクセル管理では、下のような作業は難しい点があります。

(セグメント毎に抜き出す、パレートのA軍と直近20日のB軍のうち、購買累計額が1万円以上を抜き出してメールする等)

 

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