実績報告の時間を鑑みながら助成金申請を行う大切さ

◆本記事のポイント

  1. 認知度の高める施策の前に検討すること

  2. 認知度向上計画の実施に助成金を活用したこと

  3. 助成金採択後の実績報告に時間を取られること

 

◆詳細

“売上拡大計画には、多くの人に「当社のサービスがここにあるよ!」と知ってもらう必要があります。

それは、潜在顧客(貴社のサービスを興味本位で覗く方々です)から認知度を向上させ、そのうちの何%かの人が成約してくれるか?

この割合を高めることが、あらゆる分野の商売に共通する考え方です。

 

 

では、認知度を上げる方法は具体的にどんな手法や手段があるのか?(できるなら、思いついたその日から販売促進を始めたいと考えてしまいませんか。)

 

企業ブランディングは浸透している方、店舗やHPへの引き当てがひっきりなしにある方はそもそも認知度向上計画に時間を取りません。

 

小規模事業者である当社の条件でフィットする認知度向上施策、それはインターネット広告でした。

広告には、チラシ、口コミ、CM、新聞の出稿枠などがありますが、

せっかくお金を投じるのですから、今後の成長評価につながる広告の方がいいです。そうしないと、どこにどれだけの潜在顧客がいるか不明なままです。

 

そのため、広告出稿履歴がいつまでの辿れるものを利用しよう!

数値を振り返ることができない広告出稿(委託代理型のもの)は絶対に出さない。

と考えてました。

 

令和の時代になった今でも、直電(直に電話がなる)を受け、

「広告担当の方はいらっしゃいますか?今、キャンペーンを行っておりまして、大変お得にインターネット広告が・・・」

「メディア担当の方はいらっしゃいますか?ただ今、このエリアを担当することになりました、○○です、お得に送客する仕組み・・・」

 

 

・・・・

 

私は、この手の電話は着信拒否設定をしています。(時間が吸い取られるだけで終わる考えたため)

また、電話が来たら先方が話す途中でも、「今後のお話は不要です、必要だったら連絡をさせていただきますので貴社からのアクションは一切不要と記録くださいませ。」といって迷惑電話登録をタップしてます。

 

昨今の時代で、ローラー作戦で営業を行う会社の論理があると知っております。

しかし、ターゲットしている当社(自身で広告運用管理をしたい)にはマッチしない商材・サービスとわかっています。

 

そういう類の商材というのは、try&errorが計れないもの。

月額運用費を設定させて金額を掛けるチューニング含めて運用契約してくれ、という内容です。

また、私自身経験ですが、学生アルバイトでローラー営業を行い成約を狙う経験があったので、営業から受ける電話の雰囲気や息遣い、話す声色、雰囲気などから

たちまちに自分に必要な電話か否かを判定できる状態です。

 

 

 

話を戻しますと、インターネット広告で、どのように進めるのが良いか、事業者自身で金額を詳細に設定できて出稿場所も調整できる機能を無料で使える

リスティング広告(yahooよりGoogleの方が使っている人が多いです。)です。

 

もちろん、インターネット広告でなく、チラシ配布をする方が成約につながる。というお声もあるでしょうし、その意見の一面には同意です。

 

ここでのお話は、「今から直ぐに、」「本日中に」潜在顧客へ情報を届ける方法で、かつ広告費が安く、広告出稿後も自分で金額調整やクリエイティブ(チラシの画像や絵のこと)を

出し入れできる柔軟さを持つものとして挙げています。さらに数値管理の機能付きです。

 

(チラシ配布の数値管理ももちろんできますよね。出稿エリアや配布時間に通番して、どのエリアや時間帯に配布したものにリアクションがあるか仕込む方法)

 

インターネット広告の配布時間や紙媒体にする時間を削減できる点に魅力を感じ、さらに、助成金があることを知ったためネット広告にしました。(結局、助成金が後押しします)

 

創業間もない事業者でも申請できる「小規模事業者持続化補助金」というもの活用しますが、この助成金は「特定創業支援」という自治体制度の支援を受けてもらえる修了証を添付すると、助成金額が50➡200万円にアップグレードする!

助成率も2/3と、経費支出する部分の1/3のみが自己負担と、コスパが最強です。

 

これを使わない手はないと感じました。

しかも、この制度、事業計画内容が異なれば、また、重複しない経費であれば、毎年でも申請可能な制度。
これは、事業の年間計画に含めて申請スケジュールを確保しておこう!と意思決定したほどです。

 

ただし、助成金申請あるある、ですが

事業運営業務と売上拡大業務に加え、申請業務・実績報告業務をこなすのが大変となります。

(自分の時間を切り詰めていくことに気が付くのはのちの話です。)

 

しかし、小規模事業者持続化補助金(以下、持続金)は60%~80%と採択率が高い。また、記載する項目は多くない。(難易度が低い)

なので、審査項目を満たすように埋めれば全く敷居は高くない。(取り掛かる心理ハードルが低い。)

 

 

要件を頭にいれて、明記されている審査項目に漏れなく回答すればいい、

経営課題が何か(何を直したいか)、

経営目標は何か?(直した暁にはどうなっていたいか)、

数値を決算からコピペ、

投資する経費は何か(お金の使い先)、

投資した結果どうなるか(費用対効果を回収期間法で記載するまででOK。)

 

以上のことだけで、200万円は非常においしい。(実績報告で大変な作業量に気づきます。コツもあります、別途記事にてお伝えします。)

 

振り返ると累計10回程(他者より申請委託された分を含めて)申請しておりますが100%の採択率をもっております。

 

いざ助成金の申請を進める方法としては、①要件を読んで、②必要事項を記載、③必要書類を取得し、④申請(郵送やオンライン申請)

したら翌々月ごろ採択された旨の知らせを受けました。

 

申請する際、不安感はありません。

 

採択率が高く、要件に特別なことはなく、創業する際や、融資申請する際に作成した、事業計画書を通して資金をどのように使い、

どのような財務諸表とするか計画を立てる経験があるためです。

ここで、創業計画書を書いていてよかったと思いました。いろいろな助成金申請で使いまわせるのでは??と

いざ助成金申請の段階で気づいたのです。

 

すでにできているので、数値で示す項目や、文章記載において困難が立ちはだかることはなく、計画書づくりよりも、むしろ業務に邁進すれる時間に焦点を当ててました。

 

いまから振り返ると、助成金申請で必要な視点、「申請手続きを精査すること」はある程度行っておりましたが、「実績報告にかかる時間を計算して事前に割く」ことはしていなかったな、と感じます。

助成金事業を遂行した後に必要な実績報告で発生する作業量は

助成金は経費を支払い、

使った分の申請を行い、

交付しても問題ないか助成金当局からOKを貰って

精算払い請求を印鑑証明書同梱のうえ申請し、

入金。

となるため証跡資料として、見積書・契約書・発注書・領収書・業務完了報告書・入金証跡を提出書類として体裁を整える作業

を見定めることをしておらず、売上拡大に直結するための時間だけを設けていた気がします。

 

(つまり、証跡事務作業は劣後し、事業だけに時間を投じておりました。)

多くの事業者がこの状況に当たっています。

今現在振り返っても、今自分を見つめても、売上拡大に直接影響して、

さらに、一度時間を掛けたら永続的に売り上げ上昇に貢献する仕事をしていたい

と考えるのはどの経営者も思うはずです。

 

そのため、この状況に陥ってしかるべき、とういうか、真剣に取り組む姿のため、当たり前の姿だと感じております。

 

当社では、WEB相談にて実績報告のコツや、どのようにしたら削減できるか

一定の実績がございます。

 

宜しければ、一方いただければ幸甚に存じます。

スタートアップサポーター