〜AI×経営分析で事業計画書作成を革新、非定型データ活用による高精度な申請支援を実現〜
株式会社スタートアップサポーター(本社:東京都港区、代表取締役:小野 昌男)は、補助金申請用事業計画書の自動作成システムに関する発明について、特許協力条約(PCT)に基づく国際出願を完了いたしましたのでお知らせいたします。
本特許出願は「事業計画書作成システム、事業計画書作成システムの経営分析方法及びコンピュータプログラム」として、2025年10月31日に日本国特許庁を受理官庁として国際出願を行いました。これにより、将来的に複数の国・地域での特許取得を目指すことが可能となります。
出願の背景
中小企業にとって補助金は重要な成長資金ですが、申請書類の作成には高度な専門知識が必要で、多くの企業が申請を諦めているのが現状です。また、従来のシステムでは財務情報に偏った分析しかできず、審査員が求める企業理念や将来性といった非定型情報を適切に表現することが困難でした。
特許技術の特徴
本発明は、以下の独自技術により、これらの課題を解決します:
| 1. 非定型データの活用 | 企業の経営理念、創業ストーリー、顧客の声など、数値化できない重要な情報をAIが分析・活用 |
| 2. 統合的な情報処理 | AIチャットボット、CRM、MA(マーケティングオートメーション)から得られる多様な情報を統合して経営分析を実行 |
| 3. 審査基準への最適化 | 補助金申請先の公募要領や審査項目に合わせた、採択率の高い事業計画書を自動生成 |
| 4. ストーリーテリング構造の導入 | 単なる情報の羅列ではなく、説得力と共感性を高める構成で事業計画を表現 |
国際展開への意義
今回のPCT国際出願により、日本国内のみならず、海外市場での事業展開を見据えた知的財産保護の基盤を構築いたしました。中小企業支援は世界共通の課題であり、本技術の国際的な展開により、グローバルな中小企業の成長支援に貢献してまいります。
今後の展望
引き続き、AI技術のさらなる活用により、補助金申請のみならず、融資や投資家向けの事業計画書作成など、より広範な資金調達支援サービスの開発を進めてまいります。また、実績報告書の自動作成機能なども追加し、補助金採択から入金まで一気通貫でサポートする体制を強化してまいります。
代表者コメント
「中小企業の成長を支援するためには、資金調達の壁を取り除くことが不可欠です。本特許技術により、補助金申請の専門知識がなくても、AIの力で質の高い事業計画書を作成できる環境を実現します。今回の国際出願は、この技術を日本だけでなく世界中の中小企業に届けるための重要な一歩です。引き続き、技術革新を通じて中小企業の挑戦を応援してまいります。」
株式会社スタートアップサポーターについて
株式会社スタートアップサポーターは、「全ての中小企業の持続可能な成長を後押しする」をビジョンに掲げ、WEBアプリケーションを通してお客様の経営支援を行うことができるサービス「スタサポ(STASAPO)」を提供しています。経営管理の一部を完全自動化することで、業務効率向上はもちろんのこと、生産性向上や、新しい経営支援の実現が可能となります。
会社概要
| 社 名 | 株式会社スタートアップサポーター |
| 設 立 | 2024年2月2日 |
| 資本金 | 9,000千円 |
| 所在地 | 東京都港区赤坂4丁目8−19 3階 |
| 事業内容 | 経営支援システム「スタサポ(STASAPO) 」の開発・提供 |
| Webサイト | https://startup-supporter.com/ |